"あしたがあるさ" Shoji Kumakiさんの写真展 + 今のわたしの気持ちとか

先日、SLフォトグラファーのShoji Kumakiさんから
「やってますよ！」ってご連絡頂いた写真展に
先日yoyoさんとお邪魔してまいりました。
お茶目なShojiさんのHarf and Harfなお顔が
心を和らげてくれますね。

久しぶりに二人揃って
敬愛するShojiさんの写真展にお邪魔できることが
とてもうれしかった…。

それぞれのジャンルで今回の大きな災害に対して
何かできることを考えてるんですよね…。
Shojiさんもこのようなお写真も飾っておられました。

「あしたがあるさ」
タイトルが色んなお立場の方に響くと思います。
どうか心温まるたのしいShojiさんの表現で
元気だったり笑顔だったりを思い出されることがあればいいなと
感じます。
そんな楽しいShoji Worldなので
今回は作品は是非とも現地でご覧になってほしいなと思います。

日常の人々の生活が
懐かしさを感じさせるようなリアルのお写真と
楽しく表現されたSecondlifeでのSS。
どちらもとても素敵なお写真ばかりです。

そして、わたしを笑顔にさせてくれたのがこれ。
Shojiさんが
「おなじみのキャラと一緒に
写真が撮れるところがありますよ～。」
って悪戯っ子っぽくわたしに教えて下さったんです。

ShojiさんのSSのメインキャラクター
『ジョーとアントニーとショージ』
中身は全てShojiさんなんですけどね。川*^―^*川
彼らのお仲間に入れてもらって
ご来場記念撮影って素敵すぎるお土産です！

SHOJI KUMAKI PHOTO EXHIBITION
あしたがあるさ
WE CAN ALWAYS HOPE FOR TOWORROW

会期：2010年4月1日～
場所：湯布院ステンドグラス美術館1F
SLURL：http://maps.secondlife.com/secondlife/yufuin%20kyusyu%20japan/150/10/25

Never-ending Wanderlust (ShojiさんのBLOG)

この写真展の会場となっているステンドグラス美術館は
とても美しいところで

眠れなかったわたしはもう一度お邪魔して
Shojiさんの写真展と美術館の中をゆっくり巡ってみました。

「毎度！また来ちゃいました」
迎えて下さる素敵なお顔にもう一度ご挨拶。

ジョーとアントニーとショージ
お仲間になるためには
この矢印が指す方向のポーズスタンドにSITします。
あとはさんかくを押すと色んな自分が活き活きと動いてくれます。

和服からお仲間になるためのお着替えをして臨んだわたし。
これで『ジョーとアントニーとショージとサヨコ』が出来上がります！

1ヶ月前の大きな震災から
日本が、人々の暮らしや心が
大きな打撃を受けたあの日から
わたしたちも揃ってSLにインする時間がめっきり減ってしまいました。
yoyoさんはPCが揺れで落下してから故障してしまったり
計画停電の影響やらで
日々の生活にもお仕事のスケジュールにもその余波が来てしまったり、
わたし自身は関西で揺れたりの被害が全くないのに
日々の報道に心を痛めたり
被災状況などから過去の個人的な辛い記憶が蘇ったり
福島にある親戚のことが気がかりだったり、
それに加えて、これまで準備してきたMuseumでの展示が
SIM閉鎖により延期を余儀なくされてしまったり
そちらにお誘いしたりご一緒できると喜んでいただいたアーティスト様方にも
とても申し訳なく何となく自分を責めてみたり
どれをとっても自分が無力に思えて
何か…こう…心が折れてしまったことを否めないのは事実です。

国境を越えた人と人の心のふれあいやささえあいが
今、傷ついた方々の気持ちをあっためてくれているのだと思います。
安全なのかどうなのか、本当のところがわからない悲しくグレーな国に
暮らしていることを痛感させられたり
見えない大きな圧力に一生懸命生きる人間の血を
凍らせる権利はないのだと憤りを覚えたり
そんな中でより一層無力な自分が情けなく思えてきます。

日々報道されるテレビやUSTREAMを拝見しています。
津波で流されたご自宅の捜索に向かって
ご家族やご自身のお写真が見つかった時
「これはとても大事な宝物。見つかってよかった」
そうおっしゃった方の涙と笑顔がとても印象に残っています。
家族の歴史を切り取った一枚の写真が
おひとりおひとりの宝物であることは
写真というものが人にとってとても重要なものであるのだと
あらためて感じました。
写真でお腹がいっぱいになるわけではないのだけれど
ご家族のお写真が宝物だったり
綺麗な風景に癒されたり
楽しいお写真がふと誰かを笑顔にさせたり
写真にはプライスレスの素晴らしい力があるのだと思いました。
今のわたしには募金をしたり祈ることくらいしか出来ないのかもしれません。
でも、ちっちゃなことでも
どなたかが一瞬でも何かを感じて下さったりしたら
それは写真を撮るものにとって幸せなことであります。

よくアスリートさんや有名な方が
ご自身のご活躍やご活動を通して
「勇気を与えられたら」とか「元気を与えたい」と表現されますが
わたしはこの表現がとても引っ掛かっていました。
「与える」という上から目線の表現がどうにも気になって仕方がなかったのです。
今回もそのような表現を耳にするのですが
前ほど嫌な感じを受けることがなくなりました。
これは、表現方法なんて虫ほどもない些細なことで
それよりも一生懸命自分の得意なジャンルや
自分に少しでもできる事で
何か少しでもどなたかが良い方向の刺激を
感じて下さったらうれしいなという内容に変わりはないからです。
ちっちゃい心だった自分を反省したりしながら
折れた心に絆創膏を貼って
わたしにもできることを
これからも探っていきたいなと思います。

現在リアルでもかなり忙しくしておりますが
Secondlifeの方でも少しずつ
また表現をしてゆけるよう歩んでまいります。

さて、お話しを戻してShoji Kumakiさんですが
先日VWBCさんの対談番組にご出演していらっしゃいます。
とても気さくで、少年のような悪戯っ子っぽい探究心がうかがえるお話しが
わたしにはとても興味深く、
Shojiさんの魅力がいっぱい詰まった15分間でした。
本来は番組が始まる前にご紹介したかったのですが
どうしてもブログが書けずにおりましたので
遅ればせながらアーカイブをご紹介させていただきますね。
今週の話題「Humor Pathos Romance」
↑ をクリックでご覧になれます。

SLでの活動をご無沙汰していても
時々は連絡などでログインしていたわたしですが
ふと真夜中に以前ご紹介させていただいた
Shojiさんとお仲間の共同写真展
"Paris Impressions"1・2・3・4にもお邪魔させていただいたり
そして、今回ご紹介させていただいております
"あしたがあるさ"を拝見したりして
素敵な刺激や元気をいただけました。

ということで
今日はわたしの心のビタミンをご紹介させていただきました。