賢者のおくりもの

彼にはここ2,3日のわたしが
拗ねているように映ったらしい。

ちゃんと言葉にしないと
伝わらないことってあるね。
でも、その言葉すらも
どんな言葉で伝えたら伝わるのか
わからなくなって
自信がなくなって
話せないわけじゃなくて
きちんと伝えきれるコトバが見つからなかった。

もうね、
あの時少し話しただけで
怒るべきところで情けなくも涙が出てしまって…

でも、
二人の心が
まっすぐに相手を想いやっていることを
二人の心が
ともに求めあっていることを
あらためて感じられたから
それだけでもういいんだ…。

お互いの考えは
正しいの。

どっちもが
純粋に正しいの。

ふと思い出したのが
オー・ヘンリーの
『賢者のおくりもの』

貧しいけれど
愛し合っている夫婦
ジムとデラが
お互いに最高のクリスマスプレゼントをしたいがために
自分の大切なものを手放してしまうの。

妻のデラは
夫が祖父と父から受け継いで
大切にしている金の懐中時計に似合う
鎖を手に入れる。

夫のジムは
妻の自慢の美しく豊かな髪を飾る
鼈甲の櫛を手に入れる。

しかし、それを持ち寄った二人は
もう美しく豊かな髪も
大切にしていた金の懐中時計も
手放してしまっていた。


この物語は皮肉なストーリーの中に
愛情を感じる温かさがあって
この先も二人が貧しくても
ともに想いやりながら
きっと幸せに暮らしていくであろう暗示が
感じられる。

わたしたちも
お互いの事を
とても大切に想っているから

だからこの先も
二人三脚。
いつも一緒に戦っているからね…。

想っているから
色々考えるんだ…。


o(･"･｡)β｡.:*･ﾟ☆.｡.:*･★彡 ☆彡 ★彡 ☆彡 ★彡


思い出した物語が
クリスマスの贈り物にまつわるストーリーで
ちょっと季節外れでしたが
そんなわけでこの一曲をどうぞ

*gallery Sayopiyo*で

そしてどこかで
今日も逢いたい

o(･"･｡)β｡.:*･ﾟ☆.｡.:*･★彡 ☆彡 ★彡 ☆彡 ★彡



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Sayoko Moonwall