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2011年1月20日木曜日

幻のLotus Photo Gallery 2

幻のLotus Photo Gallery 1
からの続きでございます。




さて、蓮を中心に飾っているギャラリーではありますが
わたしのライフワークとしている中に
日常のハッと息をのむような美しさを
一枚におさめるという
そんな活動からも数点展示をさせていただきました。


滋賀に別宅があるので
京都と滋賀をよく往復するわたしの生活の中で
別宅からわざと遠まわりをして
琵琶湖周囲ををぐるっとめぐるようにして
京都に帰ってくることがあります。
そんな時に通る琵琶湖の北の方の地域
奥琵琶湖(北琵琶湖ともいわれます)の
夕暮れ風景は
とても美しいものです。


また、空の写真も
ずっと追いかけているもののひとつでもあります。


隣に居てほしい大切な人に
見せたかったと感じる風景を
一枚に切り取ることは
わたしにとっては
とても深い意味があります。


特に滋賀の別宅を愛していた
亡き父を連れていけたら
どんなに喜んでくれただろうと思います。

カメラマンだった父が元気な時に
もっともっと美しい場所に
連れて行ってあげられたらという
残念な気持ちになるくらい
美しい日没でした。


こういった日常のスナップは
ショップとしての販売の主力にはならないのですが
ギャラリーとしての活動の中で
わたしにとって大切な部分なので
時々どこかにちょこっと入れたりなんかしてるのです。


今回も奥の棟の
3Fに配しております。


今回わたしに
もっとたくさんあなたの蓮が見たい
と、うれしいご要望を下さった美しい海外の女性は
ご準備ができましたとIMを差し上げたら
すぐに飛んできてくだって
とても喜んでくださいました。

じっくりと館内を何度も何度も歩いてご覧になってくださって
たくさんの作品をお求めくださいました。

とても魅力的な女性で
この方の新しいお家を
わたしの蓮で飾らせていただけることに
とても喜びを感じました。


お帰りの際に
英語ができないわたしは
翻訳機を使って
一生懸命お話しをしました。

彼女は
わたしは日本語ができなくて残念だと

おっしゃってくださいました。

でも、拙い会話でも
お互いがとても喜んでいることが伝わり
また、わたしの作品が
二人の喜びをこの後も繋いでくれる事が
本当にうれしいことだと実感しました。
言葉が通じなくても
作品が二人の気持ちを繋いでくれている。


お約束の期日にご案内できて
本当によかった…。
早速飾ってきますと
ゲスト様がお帰りになった後
2Fで座って
暫く喜びに浸りました。


今回はおひとりのお客様のご要望がきっかけで
ある程度できていた創りかけのギャラリーを
スカイに出して
そこに手を加えたのですが
これはわたしの整理のためでもありました。

制作途中のものを
インベントリーに眠らせておくのは
とても気持ちの悪いものでしたから
そういったチャンスを与えていただけたことも
とてもうれしかったです。

オファーを下さったゲスト様に感謝です!
ありがとうございました!!


このギャラリーはすぐに撤去するつもりでしたが
後もうちょっとだけ
置いておきたい気持ちになっています(笑)


言葉の通じないお客様と
心が通じた素敵な想い出の場所となったんですもの♪

いずれは撤去の方向で
特に場所の公表はいたしておりませんが
もうちょっとだけ…(笑)


この『三室戸寺の蓮』の2つの写真は
最初写真ブログとホームページで発表した時
『ずっと一緒に居ようね』ってタイトルで出したものなんです。

暑い真夏の炎天下
大きな葉っぱを日傘にするように
寄り添う2つのお花が
大切な人をお互いに慈しみあうように
わたしには映ったんです。

そんな一瞬のインスピレーションも大切にしながら
これからもがんばって撮影してまいります。
今後ともよろしくお願いいたします。


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